二宮尊徳全集買取致します｡是非お売り下さい｡ – 学術書・専門書

2019年5月9日(木曜日)
今週は火曜日､水曜日と名古屋､浜松にて古書交換会が行われ､弊店も参加致しました｡
よくあるありふれた本から珍しい本まで様々出品されており､諸先輩方から人気が高い書名を勉強させてもらっています｡

二か所ともに古典籍､佛教書から漢方の一口ものに人気は集中し､高値で取引されておりました｡
市場では一冊､一冊では取引されておらず､同一のジャンルで数十冊､数百冊からとなります｡
よほど珍しい高額な本でなければ一冊からの出品はございません｡

一週間に多い週では三回ほど､交換会が行われ､東京神田では､ほぼ毎日開催されております｡
不人気の書籍は入札が入らず､古書店主が車に持ち帰る姿もよく見かけます｡
このような状況でございますので､ご依頼主様からお売りになりたい古書の内容をお聞きし､どの古書店でも不良在庫化している書名につきましては買取をお断りせざるをえません｡

現在､各ご家庭で眠っている本の多くは､全てを買取する事はなかなか難しく､買取出来る本と､出来ない本が混在している場合がよくございます｡
ですから､お電話を頂く際には､辛抱強く書名をお知らせ頂くか､年数が経過した古雑誌のほうの書名をお知らせ頂いたほうがよい場合もございます｡
古書店主､古書をお買い求めになるお客様と一般のお客様では価値観が往々にして異なります｡
意外な品が高値で取引されておりますので､お捨てになられる前にお電話にてご相談頂ければ幸いです｡
宜しくお願い申し上げます｡

本日紹介する書名は二宮尊徳全集です｡
二宮尊徳偉業宣揚会から昭和2年に全36巻が刊行されました｡
1977年に龍溪書舎から復刻されましたが､このどちらも漫遊堂では買取させて頂きます｡

二宮尊徳の幼少期のエピソードはあまりにも有名で､二宮金治郎(金次郎)の銅像は各地にございます｡
偉大なる思想家の全集をご処分､ご売却の際は是非弊店までご相談下さい｡
宜しくお願い申し上げます｡