仏教書､彫刻美術､大日本古文書等を出張買取致しました｡ – 学術書・専門書

2020年3月23日(月曜日)
3月21日(土曜日)は三重県四日市市､愛知県名古屋市中村区にて出張買取を受け賜わりました｡
ご依頼主様方に感謝申し上げます｡
ありがとうございました｡

こちらのブログでは一件目にお邪魔した三重県四日市市での買取模様を記してまいります｡

お問い合わせは16日(月曜日)に頂戴し､お売り頂く書籍の内容､書名､全体の冊数をお教え頂きました｡
おかげさまで用意するダンボール箱から作業に従事する人員の数までイメージする事が出来ました｡

ご都合の良い日取りを打ち合わせ､21日の10時から10時半にてお約束した次第です｡
ご依頼主様のお宅にはお約束の時刻より早く到着してしまい､お電話にてご相談致しましたところ､快くお出迎え頂き､感謝に堪えません｡

お売り頂く､愛蔵書は家屋に隣接して建てられた書庫の中に収められてあるそうで､ご案内頂けました｡
壁面につくりつけの本棚が据え付けられてあり､高さは天井付近までございます｡
早速拝見致しましたところ､現在も､その価値が失われていない書籍から､役目を終えて､各古書店の不良在庫と化している書籍まで様々並べられてありました｡

お読みになられたという言葉よりも仕事道具として､しっかり使われたという表現のほうが相応しいほど､かなり読み込まれており､状態は正直悪いと言わざるをえません｡
ですが､お買い上げになられたいお客様がいらっしゃる珍しい本も数多くございましたので､頑張ってお値段をおつけしてまいります｡
特に写真にございます｢大正新脩大蔵経 図像部｣全12巻を高く評価致しました｡

端数を切り上げた合計の買取金額を申し上げたところ､お喜び頂けたご様子で､頑張った甲斐がございます｡

愛用のダンボール箱に詰めてゆき､運び出しを行い､30分ほどで終える事が出来ました｡
作業後はお茶をご馳走になってしまい､恐縮です｡

ご依頼主様､この度は漫遊堂をご用命頂き､誠にありがとうございます｡
またご縁がございました際には宜しくお願い申し上げます｡