名古屋市千種区にて限定本､満州写真集､画集等出張買取致しました｡ – 学術書・専門書

2021年9月9日(木曜日)
先日は名古屋市千種区の家屋から､お声をおかけ頂きました｡
ご依頼主様に感謝申し上げます｡
ありがとうございました｡

お問い合わせはお電話にて頂きました｡
お亡くなりになられたお父様がお読みになられていた本が､大型の本棚三本ほどに収められ､二部屋に置かれてあるそうです｡
冊数も1000冊以上と多く､名古屋市内とお近くでしたので､ご依頼主様がご希望とされる訪問日時を打ち合わせ､お約束した次第です｡

スタッフと私の二名で､マスクを着用の上､ご依頼主様がお待ちの千種区の家屋を目指しました｡
車に常備してある消毒液を両手に散布後､ご挨拶を差し上げ､お売り頂ける本を拝見致します｡
ご依頼主様もマスク姿でお出迎え下さり､感謝に堪えません｡

大型の本棚には現在では､役目を終えた本､著作権が消滅し､インターネット上で無料公開されている本等が目立ちます｡
ご依頼主様からはお心遣い頂き､買取が出来る本のみを抜き出す事でお話がまとまりました｡
牧羊社から各巻限定120部刊行された三島由紀夫｢橋づくし｣の雪の巻がございました｡
続けて､月の巻､花の巻が無いかと､くまなく探しますが雪の巻一冊のみです｡
ですが､お探しのお客様が多く､貴重な署名入りですので､こちらだけでもまとまった額で買取する事が可能です｡
その旨ご依頼主様に申し上げたところ､とてもお喜び頂けました｡

その他には､太平洋戦争時の軍艦､満州の写真集から伊東深水の画集等を抜き出して参りました｡

ご依頼主様に買取代金をお支払いし､運び出しを行います｡
この度は漫遊堂をご用命頂き､誠にありがとうございます｡
またご縁がございました際には宜しくお願い申し上げます｡