岐阜県安八郡にて和綴じの佛教書他お預かり致しました｡ – 学術書・専門書

2019年2月16日(土曜日)
2月15日(金曜日)は岐阜県安八郡にお住いのお客様から出張買取を受け賜わりました｡

お客様のご希望とされる日時は金曜､土曜､日曜であればいつでも大丈夫との事でありがたい限りです｡
土曜､日曜は他のお客様からご予約を頂いている関係で､金曜日の午後からのご訪問をお約束致しました｡

一般道を利用の上､お約束の時刻に無事到着｡
お客様には笑顔でお出迎え頂き､感謝に堪えません｡

この度は家屋を建て替えられる関係で､お爺様､お父様の愛蔵書の査定ならびに処分をご依頼頂きました｡
拝見致しましたところ和本がかなり多く､こちらほどの冊数があれば古書組合の市場に出品してもお眼鏡に叶うと思われます｡
その旨､ご提案致しましたところ､お客様にはご快諾頂きました｡

写真を何十枚にもわたり撮影し､名古屋古書組合の理事長にお送りしたところ､｢恐れながら､写真を見る限り､珍しい和本は少なく､過度な期待をされなければ全て売れると思います｣というお言葉を頂戴致しました｡

落札金額にお客様とあまりにも開きがあってはいけませんので､理事長のお言葉をお伝えしましたところ､｢処分に困っておりましたし､どなたか大切にされる方のところへ橋渡ししてもらえれば結構です｣とありがたいお言葉です｡

現在では値段がつかない書籍も見かけられましたが､処分をご希望頂きましたので､こちらもあわせて片付けて参りました｡

丁度､15日､16日､17日は名古屋古書会館で即売会を開催している関係上､荷捌き場(駐車場)が使用出来ず､市場に出品する事も困難ではございましたが､スタッフを呼び寄せて､二人で運搬し､会館内に運び込みます｡
(即売会終了後に出品手続きを行う予定です)

また仏教書がお好きな同業者様にもお声をおかけし､市場にご来訪頂けますよう営業電話をしたこともご報告致します｡
ご依頼主様､この度は漫遊堂をご用命頂き､誠にありがとうございます｡
また市場終了後に落札結果をお知らせ致します｡
宜しくお願い申し上げます｡

2月22日(金曜日)
私は17日(日曜日)から長野県内の学校にて買取を行い､その世界史を中心とした書籍群は18日(月曜日)､長野県松本市にて行われた古書市場にて全て出品致しました｡
おかげさまで長野県内の同業者様方にはお喜び頂き､なかなかの金額にてご落札頂きました｡
市場終了後は車を走らせ､名古屋古書会館を目指します｡
会館では､朝から古典籍に詳しい同業者様が安八郡のお客様からのお預かりした荷物を仕分けして下さっており､ただただ感謝です｡
夕方頃に会館に到着したところ､ほぼ出品作業は終わっており､茶道､書道､佛書の写本と分けられてありました｡
ありがとうございます｡

19日(火曜日)は和本が大量に出品されると聞きつけた同業者様が遠く､長野県､京都､富山等､県外からもご来場頂き､盛況でした｡
落札金額をお客様にお伝えしましたところ､お喜び頂けたご様子です｡
この度は良書を多数､ご出品頂き､誠にありがとうございます｡
今後とも宜しくお願い申し上げます｡